SECOとPeridio、Qualcomm Dragonwing上でロボティクスとフィジカルAIの開発から導入までを加速するため提携

Avocado OSをSECOのDragonwingプラットフォームで提供開始。IQ-X、IQ8、QCS6490、IQ-2390を皮切りに、ロボティクスと両社による優先サポートに注力

SECO S.p.A.(以下「SECO」または「当社」)と、Avocado OSを開発するPeridioは本日、Qualcomm Dragonwing™プラットフォームをベースとするSECOのソリューションポートフォリオ全体でAvocado OSを利用可能にするための提携を発表しました。Avocado OSは、最初の開発キットの段階から本番環境に対応したLinux基盤をSECOの顧客に提供します。これにより、特にロボティクスおよびフィジカルAIのアプリケーションに取り組むチームは、独自のOSを構築・保守することなく、プロトタイプから実際に稼働するフリートへと移行できます。SOM-COM-HPC-A-Dragonwing-IQ10およびSBC-Dragonwing-IQ-2390の発売に続き、初期展開の対象にはSOM-COMe-CT6-Dragonwing-IQ-X、SOM-SMARC-Dragonwing-IQ8、SOM-SMARC-QCS6490が含まれます。

SECOとPeridioはともに、フィジカルAIを大規模に展開することに注力しています。Avocado OSにより、特にロボット、自律型機械、その他のフィジカルAIシステムを開発する顧客は、本番環境向けに設計され、商用サポートが提供される、SECOのハードウェア上で完全に検証済みの産業用Linuxディストリビューションを新たな選択肢として利用できます。すでにAvocado OSを標準基盤として採用しているチームは、自社のソフトウェアスタックをSECOのDragonwingプラットフォームへ容易かつ安心して移行できます。

SECOのハードウェアとPeridioのAvocado OSを組み合わせて採用する顧客は、両社による優先サポートを受けられます。ハードウェア、BSP、オペレーティングシステムを対象とするエンジニアリング支援を両社が連携して提供することで、統合リスクを低減し、市場投入までの期間を短縮します。

Dario Freddi, Chief Strategy Officer & Managing Director, USA at SECOは、次のように述べています。

「SECOとPeridioは、フィジカルAI製品の開発と大規模展開に必要なものをすべて顧客に提供するという共通のビジョンを持っています。Avocado OSを通じて、フィジカルAIのユースケースを中心に設計され、市場で最も急速に成長しているLinuxディストリビューションの一つを提供・サポートすることで、開発者の選択肢を広げます。今回の取り組みは、当社のSystem on Modulesを中心とするオープンなエコシステムへのコミットメントをさらに強化するものです。」

Bill Brock, CEO at Peridioは、次のように述べています。

「ロボティクスチームが出荷するのは、単一のボードではなく、複数のボードから成るマトリクスです。SECOは、SMARCからCOM-HPCまで、QCS6490からIQ10まで、Dragonwing上にこのマトリクスを構築しました。Avocado OSを使用すれば、チームはシステムを一度定義するだけで、開発キットからフリートまで、この幅広い製品群全体に展開できます。さらに、SECOとPeridioの両社がBSPを支えます。」